いと。
お盆休みが明け、世間が日常に戻り、落ち着きを取り戻したある日、私はまた店長に呼ばれた。
閉店作業をふたりで終えた夜のことだった。
「あのね……、言いにくいんだけど…。」
店長の表情は暗く、妙に話し出すのを渋っていて…楽観的な話ではないことはすぐに分かった。
…新店舗の方とか、うまくいかなくてストップなのかな。それならここを任せるって言ってたのを撤回するだろうし…。
私の考えはその程度だった。
でも現実は………、
「あのね。…今日限りでお店、辞めてほしいの。」
ずっとずっと厳しくて、悲しいことだった。