常務サマ。この恋、業務違反です
「あれ。……お疲れ様です。もしかして、高遠さんの新しい秘書の方……?」
「え」
突然声を掛けられて、戸惑いながら足を止めた。
ちゃんと彼女達と向き合ってから、私はペコッと頭を下げる。
「は、はい。今日着任しました。葛城といいます」
「よろしく~。なんか今までの方と雰囲気違いますね」
「は、はあ……。私、実は秘書経験は全くなくて……」
雰囲気違う、がどういう意味なのかと考えながら挨拶すると、もう一人の方がクスクス笑った。
「違う違う。なんかギラギラしてないっていうか」
「ギラギラ……?」
「これまでの人は、最初こそ知的で控え目な感じだったけど、一週間もしたら服装もメイクも派手になって……」
「そう、まさに華が開花した……って感じで」
二人が次々と繰り出す話題に、思わず身体が乗り出してしまう。
私が話題に食い付いたのを感じたのか、二人は少し意地悪に目を細めた。
「開花させられたのかもね。なんせ相手は高遠さんだし……」
開花……させられた?
その言葉のニュアンスを私は首を傾げながら考えて、次の瞬間、彼女達が匂わす意味にハッとして顔を上げた。
「あのっ……、それってっ……!!」
一般的な読解力で読み取って見れば、完全にセクハラ寄りの言葉だと思う。
たった一週間で!?と焦る私をよそに、二人は更に盛り上がり始めた。
「でも、高遠さんならたとえ遊ばれても全然OK! だって何もかもハイスペックだし」
「むしろ、あわよくば……って狙ってたのは、秘書さんの方かも」
「あ、高遠さんって、忙し過ぎて暇がないからって、特定の彼女作らないって噂なんだけどね」
それってつまり……。
本当の本当に、超ヤバいレベルでセクハラなんじゃないですかっ!?
「え」
突然声を掛けられて、戸惑いながら足を止めた。
ちゃんと彼女達と向き合ってから、私はペコッと頭を下げる。
「は、はい。今日着任しました。葛城といいます」
「よろしく~。なんか今までの方と雰囲気違いますね」
「は、はあ……。私、実は秘書経験は全くなくて……」
雰囲気違う、がどういう意味なのかと考えながら挨拶すると、もう一人の方がクスクス笑った。
「違う違う。なんかギラギラしてないっていうか」
「ギラギラ……?」
「これまでの人は、最初こそ知的で控え目な感じだったけど、一週間もしたら服装もメイクも派手になって……」
「そう、まさに華が開花した……って感じで」
二人が次々と繰り出す話題に、思わず身体が乗り出してしまう。
私が話題に食い付いたのを感じたのか、二人は少し意地悪に目を細めた。
「開花させられたのかもね。なんせ相手は高遠さんだし……」
開花……させられた?
その言葉のニュアンスを私は首を傾げながら考えて、次の瞬間、彼女達が匂わす意味にハッとして顔を上げた。
「あのっ……、それってっ……!!」
一般的な読解力で読み取って見れば、完全にセクハラ寄りの言葉だと思う。
たった一週間で!?と焦る私をよそに、二人は更に盛り上がり始めた。
「でも、高遠さんならたとえ遊ばれても全然OK! だって何もかもハイスペックだし」
「むしろ、あわよくば……って狙ってたのは、秘書さんの方かも」
「あ、高遠さんって、忙し過ぎて暇がないからって、特定の彼女作らないって噂なんだけどね」
それってつまり……。
本当の本当に、超ヤバいレベルでセクハラなんじゃないですかっ!?