ぎゅぎゅっと短編詰め放題
さっきの女の子たちにはない、寄り道。
特別感が、嬉しくて。
思わず、笑って、頬を赤く染めてしまった。
「……」
「ん、何だ暑いのか、冷房入れるか」
私が俯いていると、声がかかる。
……え、別に私、暑いとかそういうわけじゃないよ。
鬼畜なのか、優しいのか。
敏感なのか、天然なのか。
本当、すぐに見え隠れするから、よくわからない。
けどね。私、今回思い知らされたことがある。
それは、どう足掻いても、塚原さんを諦められないってことです。