恋に一番近くて遠い君
そう願っていても時間は過ぎるものだから私は約束通り屋上に向かっているわけで...



これから...何が起こるのかな...


もしかして何人もの女の子に囲まれて殴られるとか!?そんなことあったらどうしようっ!!


今更ながら怖くなってきた。
でも私の目の前にはもう屋上のドアがあって...



「大丈夫.....大丈夫、大丈夫...。」



そう自分に言い聞かせ勇気を出してドアを開ける。



降り注ぐ太陽の光に目が眩んで思わず閉じる。


ゆっくりと目を開けるとフェンスに手をかけて立っている女の子の後ろ姿が見えた。



その女の子はドアが閉まる音が聞こえたのかゆっくりと私の方を向く。




「一ノ瀬美海先輩ですか?」



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