幼なじみがイケメンをこじらせたんですが。
しかも、夏休み明け最初の朝の昇降口、じゃない!
登校して来るクラスメートたちが、だんだんわたし達の周りに集まっているの、気が付いている……かな?
これじゃあ、もし『うん』なんて言ったらわたしと空琉。
あっという間に、聖城高校公認カップルだ。
い……いや。
空琉は、元々かっこいいし!
頼りになるってことは、すごく知っているし!
断る理由なんて、イッコも無いんだけど……いかんせん、心の準備ができてない。
だから。
「ちょっと待って……くれない?」
せめて、心の整理がつくまでって、言ったのに!
空琉の返事は「待てない」だった。
登校して来るクラスメートたちが、だんだんわたし達の周りに集まっているの、気が付いている……かな?
これじゃあ、もし『うん』なんて言ったらわたしと空琉。
あっという間に、聖城高校公認カップルだ。
い……いや。
空琉は、元々かっこいいし!
頼りになるってことは、すごく知っているし!
断る理由なんて、イッコも無いんだけど……いかんせん、心の準備ができてない。
だから。
「ちょっと待って……くれない?」
せめて、心の整理がつくまでって、言ったのに!
空琉の返事は「待てない」だった。