カムフラージュの恋人
「・・・名前は分からないのね?」
「そうです。すみません」
「いいのいいの。じゃあトップバッターはー、ベタに“ジャスミン”、いってみる?」
「それは違いました」
「あらそう。ジャスミンの香りが入ってるんだよねー・・・ってことで、“ミス・バレンタイン”はどうでしょうか」
「あぁそれ!私も思った!」
だけど、二宮くんはひと嗅ぎするなり「う。におい強すぎ。違う」と言った。
「じゃあコロンで試してみましょうか」
「・・・やっぱ強いです。彼女も学校の先生だから、仕事柄、つけてんの?ってくらい、通りすがりに微かに香るって感じで」
「あ、そう。微かに香るジャスミンの香りかー」
「えっと、確かフランス語の・・・あーど忘れした!確か、コロンとした丸い透明のボトルで、トワレはこれくらいの大きさの・・・」と必死に手でボトルの大きさを表す私に、「“マ・シェリ”かな。それ、ジャスミンも少し入ってるよ」と、高田さんが言った。
「そうです。すみません」
「いいのいいの。じゃあトップバッターはー、ベタに“ジャスミン”、いってみる?」
「それは違いました」
「あらそう。ジャスミンの香りが入ってるんだよねー・・・ってことで、“ミス・バレンタイン”はどうでしょうか」
「あぁそれ!私も思った!」
だけど、二宮くんはひと嗅ぎするなり「う。におい強すぎ。違う」と言った。
「じゃあコロンで試してみましょうか」
「・・・やっぱ強いです。彼女も学校の先生だから、仕事柄、つけてんの?ってくらい、通りすがりに微かに香るって感じで」
「あ、そう。微かに香るジャスミンの香りかー」
「えっと、確かフランス語の・・・あーど忘れした!確か、コロンとした丸い透明のボトルで、トワレはこれくらいの大きさの・・・」と必死に手でボトルの大きさを表す私に、「“マ・シェリ”かな。それ、ジャスミンも少し入ってるよ」と、高田さんが言った。