カムフラージュの恋人
飛びのくくらい、思いっきり驚いてる私とは対照的に、雅彦は至って平静だ。

「それにー、こっからより俺んちからの方が、丸越までのアクセス良くなるんじゃね?」
「さぁ。あんたの新居がどこか知らないし」
「そうだっけ?ま、良くなるって。何より、一緒に住めば、それだけ一緒にいられる時間が長くなるだろ?」
「まぁ・・・そうだね、うん」
「よっし!じゃー同棲決まり!」

「同棲」という言葉の響きに、私の胸がドキンと高鳴る。
なんか・・・いきなりの急展開だけど、雅彦と一緒なら・・・。

何でもロマンチック。

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