パラサイト・ラブ
「…っ」
「大丈夫ですよ笹本さん。痛くはしませんから」
強引にパジャマを下ろそうにも海里の手が邪魔をしている。その間も器用に動き続ける手に熱くなる体。
漏れそうになる声はキスで塞がれた。
"今日来てた男ともこんな事してるんでしょ?"
"そんな訳ないじゃない。ただの同僚なのに"
小声で会話する私達。まるで痴話喧嘩だ。
自分は婚約者がいて将来を約束された身であるにも関わらず、なぜ寄生関係だった私にこだわるのか。
次第に激しくなる愛撫にもう声を抑える事が出来ない。海里の手が下半身に伸びようとした所で私は強引に彼の手をはねのけた。