幼馴染み~初恋物語~
「はい。私が宿題をやっておきます…………」

結局、俯いたまま渋々了承して、ノートを眺めている櫻を見て、また龍聖が笑った。

「お前って面白いな?笑ったり、怒ったり、拗ねたり、コロコロ表情変わるんだな?」

「…………私は全然面白くないですけど…………」

和樹もよく宿題を写させてあげていたが、最近はライブのチケットや映画のチケットをくれていた。

しかし今回は、貰っても嬉しくない宿題のノートを渡されて不満そうな櫻の目の前まで、龍聖が歩いて来る。

「今から何があっても、そのノートを落とすなよ?」

「えっ?は…い…………………あっ
……えっ!!」

櫻の体が急に龍聖に抱き締められて、唇が近付いてきたのだった。




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