神の混血
医務室に入ってきたのは、俺と、クラルの父親2人。




「クラル、どうだ?体の調子は?」





「ええ。もう。





ミコトさんに助けていただきましたから」






嫌味な口調は意識してのことだろう。




「そうか。大事に至らなくてよかった。






お前たちに、“長老会”からの命令だ。」





“長老会”ね…。




「なんだ?」





「――――――――――――――――――――――」






「なっ!!本当か…?」





「ああ。これは、長老直々に下された命令だ。」
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