シークレット*ラブ
「パパ…お金もってきてる?
お茶買ってくるから」


「ん…はい」


優斗はGパンの後ろポケットから財布ごと手渡してくれた。


優斗から受け取った財布を手に校門を出て少し歩いた場所にある自動販売機に向かった。


自動販売機の前に立ち、財布から千円札を取り出した。


と…

千円札にくっついてたと見られる白い紙が地面を目指しヒラヒラと落ちていく。


何気なく広いあげた私の視界の中に入ってきたそれは



レシート…?


何気ないその白い小さな紙切れはカラオケボックスのレシートだった。



< 115 / 344 >

この作品をシェア

pagetop