シークレット*ラブ
何も答えられない私に慶吾は続ける


「お前の弱っちいとことさみしんぼなとこは俺が全部引き受けたる。

旦那さんで満たされへん部分は俺がカバーするやん。

だから舞は
家族にいっぱい愛情注いで頑張るんやで。」


俺の放った言葉に
舞はただコクリとうなずいた。


やっぱり後悔もあるんやろな?

罪悪感もいっぱいなんやろな?


でも
俺も舞が好きやから。

好きになってしもたから。

未来はない2人かもしれへん。
将来一緒にはなられへん2人やから

その分今を楽しませてやりたい。


それが

舞の全部を受け入れた俺の想いやった。

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