アイスクリームの美味しい食し方
「やー。新くんって
凄まじいね。

二人の子どもみたいに思って…」

「もうね。
小動物に対する愛情半端ないからね。

正直植物までかと
ひいたわー。」

私はうんうんと頷いた。




「あのさ、チカ。」
「ん?」
えみの声がようやく届いた。




「恋愛に発展しないのは、
あんたのせいだわ。」


えみは、
ため息混じりにそう呟いた。
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