ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。


教室をでたら、すぐ曲がったところで仁香が待ってくれてた。



「……ごめん。遅くなって。」




「ううん!大丈夫!」




「あたし、言い過ぎたかも。」



なにを今更後悔してんだか。



「大丈夫だよ。里原君だって、人の気持ち考えるくらいの脳はあるし。」



「そう……だね?」



なんかすごい里原ディスられてるけど。



「今日ねっ、雅也君に会って話すつもり。」



「そっか。」



「もう高校生だし、自分でケリつけたいから。」



「おお……」



なんか、ヤンキーがいいそうなセリフ。



たまに出るんだよね〜。
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