暗闇の世界〜孤独の少女〜



利根ちゃんが鬱陶しそうに手で達也先輩を払いながら明らかに嫌な顔をした。



「え〜やだ〜星名いるんだし俺もここにいる〜!!!」



いつもの喋り方。

さっきまでとは違い、いつもののびのびした喋り方だ。

本当にこの喋り方が私は嫌い。



「えー?!そんな嫌な顔すんなよ〜!!俺ここにいるのそんなに嫌だ〜??!?」



────────利根川京子先生。利根川京子先生。お電話が入りましたので至急職員室までお願いします。


「えーあたし?!めんどくさいな、全く。ちょっと星名ちゃん待っててね!!!!すぐ戻るから!!」



そう言いながら利根ちゃんは小走りで部屋を出て行った。



「星名ちゃん待っててねって俺の存在無くしてるの〜?!星名もそんな嫌な顔しないでよ〜!!


『その喋り方が嫌なんです』



私がそう言うと首を傾げて何のことかわからない様子。

なんでわからないかな…むかつく人だ。



『そののびのびした喋り方、すごく嫌いです』

「あ、この喋り方か!」



それ以外に何があると思ってるんだ。



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