君だから〜たった一人の君〜

なんやろ、この子見てると異様にイライラしてくる…。


「そう思うんやったらさっさと話してくれん?」


言葉が自然と冷たくなってしまう。


気を付けようとしても、直らなかった。


「すんませんッ。あの、あなたは…亮くんのこと好きなんですか?」


「―ッは!?」


「あたしは本気で亮くんが好きなんです。せやから…中途半端な気持ちなら、諦めてくれませんか?」


精一杯の勇気を振り絞って、伝えてくる麗香。


ウチは、ウチは…


亮のこと…

< 147 / 210 >

この作品をシェア

pagetop