君だから〜たった一人の君〜

たった1人のライバル

学校を6時間目の途中から抜け出して、また来た麗香の学校。


亮たちには具合が悪いからと言ったせいか、メールが届いてくる。


亜鶴弥とメールしながら待っているとチャイムが聞こえて、少し待つと生徒たちが出てきた。


ジロジロ見てくる視線を無視して、麗香を探す。


「あッ…麗香ーッ!」


「え!?亜倖ちゃん?!」


一緒にいた友だちに何かを言って、走ってこっちに来る。


「連絡もせんで来てごめんなぁ」


「いいですけど…、どないかしたんですかっ?」

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