ヒトミ
そんな時、もう何10年も前からあるのではないかと思うほど古く、怪しい店にたどり着いた。

どうやら、街の外れに来てしまったようで、回りには墓がたくさんあった。

ただえさえ不気味な店が、よりいっそう不気味に感じた。

ここは危険だ!

と本能が叫んでいるように感じた。

が、私の目は、椅子に乗っている「何か」をとらえた。

その「何か」には、2つの光が浮いていた。




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