あの日失くした星空に、君を映して。


「俺が奪ったんだ…ばあちゃんとじいちゃんの4年間。そのせいだ」


なんで?


なんでそうなるの?


奪ったんじゃないでしょ。


深影のせいじゃないじゃん。


「4年って長いんだよ。ばあちゃんだって寂しかったはずや。怖かったやろうに」


「ちょ、待って深影」


落ち着いてって言う前に、深影が続けた一言。


「全部俺のせいや。母さんと父さんが死ぬんやなくて俺がおらんければ…」


「っ…深影!」


───バシッ


手のひらが熱い。


冷えきったはずの血液が一気に熱くなって、手のひらに集中したみたい。


呆然と私を見上げる深影の頬が真っ赤になってるとか、そんなのどうだっていい。


人を叩いたのなんて初めてだし、下手に打ったせいで私の手も相当痛い。


それでも、聞いていられなかった。


「おばあちゃんはそんなこと思ってないよ」


卑怯だよ、深影は。


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