あの日失くした星空に、君を映して。


「っ…!本当に嫌ならきっぱり突き放してって言ったやろ!」


甲高い声。


耳に痛い美里さんの叫びがなぜかわからないけれど美和さんと重なって身震いした。


大丈夫、大丈夫。


ここに美和さんはいない。


「フッたせいで変な雰囲気になるのが嫌?そんなん期待させとんのと同じやん!」


止まらない美里さんの叫び。


それは深影を責めている風ではなくて


どちらかというと感情をそのまま吐き出している感じだった。


深影も同じことを思っているのか、黙ったまま。


はあはあ、と荒い息が薄れていって完全な沈黙が落ちる。


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