新撰組と狐面

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『ん。。。よく寝たな……
…………………………え。此処何処』


此処何処………昨日は長州の奴等を斬って桜が綺麗だったから桜の木の上で寝ていた筈…

だからこんなふかふかな布団では寝ていないし、体が痛くなってる筈。

だからこんなとこで寝て、体が軽いなんておかしい。

スーーッ

「あ、起きたんですねー!御早う御座います」

………無駄に顔が整ってるな…醜い私への嫌がらせなのかな…


『御早う御座います。
…貴方は誰ですか?』

「人に名前を聞くときは自分から、ですよ?」

自分から、か。

当たり前だよね

『私は麻琴(まこと)です。
……あの、此処は何処なんですか?』

「此処は新撰組の屯所ですよ。
そして僕は
一番隊隊長沖田総司
(おきた そうじ)です。呼び方は下の名前でよんでくださいね」

新撰組の屯所……か。
………新撰組って…何だっけな?まぁ、いっか


『……なぜ私は此処にいるんですか?』

「側に死体がある桜の木の上で寝てたからですよニコッ」


成る程。それはよく考えたら怪しいよね…

今度からは気を付けよう……
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