新撰組と狐面
◆◇◆◇◆◇◆◇


廊下を歩いて数分。

ドンッ!!!

「……ちょっと、痛いんだけど?」

『へ??すみませんっ。』

ああああああ?!!!

なんで私が謝ってるの!急に立ち止まったのは総司さんなのに!!!

……スパーン!

「土方さーん。麻琴さんが起きましたよー」


え、あの、ちょっと総司さん?普通襖を開けるときは失礼しますって言うもんじゃないんですか?



「そーーーじぃーーー!!襖を開けるときは確認しろって何回も言ってるだろ!!つーか麻琴って誰だよ」


うっわ……なんだコイツも美男かよ……しかもうるせぇ。

叫ぶなよ……禿げろ←

「うるさいですよ。土方さん。そんなに怒鳴ってると禿げますよ。
……禿げちゃえばいいのに。
あ、麻琴さんは昨日連れてきた狐面の少年ですよ」

反省の色すら見せない上に禿げちゃえばいいのに発言をした総司さんにため息をつく土方さん

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