SONG 〜失われた記憶〜
「付き合って間もなかったみたいだから、
ハル兄も知らなかったみたい。
かなりショック受けてたもん。
……その後すぐに別れたみたいだけど」
「じゃあ、
それがトラウマで?」
「うん。
あの日から空、
滅多に笑わなくなったし。
何より女の人を避けてた。
きっと信じられなくなったんじゃないかな?」
「そっか…」
「あ、
これ空には内緒ね?
怒られちゃうから」
「うん」
と、
綾那は複雑な面持ちで頷いた。
「「「「Happy Birthday! 詩!!!」」」」
直後、
パンッ、
パンッ、
パンッ、
とクラッカーが私たちに向かって放たれた。
「…え?
……えぇ?」
「おめでとう、
詩!」
綾那はぎゅっと私に抱き着いているが、
驚きすぎて頭が追いつかない。
「どや?
びっびったか?
昨日詩、
誕生日やったやろ?
サプライズで脅かしたろーって、
皆んなと計画したんや」
「もう、
びっくりさせないでよ。
でも、
ありがとう。
嬉しい」
よく目を凝らせば学生時代の古い友人も数名、
揃っている。
いつの間に来たのだろう?
綾那と話していて、
全く気がつかなかった。
きっと私が昨夜、
メールした時点でこの計画は進んでいたのだろう。
こういったサプライズを計画するのが、
章一は昔から好きだ。
ハル兄も知らなかったみたい。
かなりショック受けてたもん。
……その後すぐに別れたみたいだけど」
「じゃあ、
それがトラウマで?」
「うん。
あの日から空、
滅多に笑わなくなったし。
何より女の人を避けてた。
きっと信じられなくなったんじゃないかな?」
「そっか…」
「あ、
これ空には内緒ね?
怒られちゃうから」
「うん」
と、
綾那は複雑な面持ちで頷いた。
「「「「Happy Birthday! 詩!!!」」」」
直後、
パンッ、
パンッ、
パンッ、
とクラッカーが私たちに向かって放たれた。
「…え?
……えぇ?」
「おめでとう、
詩!」
綾那はぎゅっと私に抱き着いているが、
驚きすぎて頭が追いつかない。
「どや?
びっびったか?
昨日詩、
誕生日やったやろ?
サプライズで脅かしたろーって、
皆んなと計画したんや」
「もう、
びっくりさせないでよ。
でも、
ありがとう。
嬉しい」
よく目を凝らせば学生時代の古い友人も数名、
揃っている。
いつの間に来たのだろう?
綾那と話していて、
全く気がつかなかった。
きっと私が昨夜、
メールした時点でこの計画は進んでいたのだろう。
こういったサプライズを計画するのが、
章一は昔から好きだ。