彼女。 (短)
俺のために3時間も…


それなのに俺はまりかを追い返してしまった…




なのにまりかは文句一つ言わず、
会えて嬉しかったとさえ言ってくれた。



まりかが本当に愛おしかった。





まりかをきつく抱きしめ俺は言った。




『池田と遊んでた時もずっとまりかのこと考えてた。』





まりかはまた涙を流した。




俺は人差し指でまりかの涙をすくった。




まりかの目と俺の目が
こんなに近くにある。





その目に吸い込まれるように
俺はまりかにさらに接近して





キスをした。



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