知りたくなかった本当の気持ち
体を起こすとメモ用紙と、皿に載った梅干しが置いてあるのが見えた。
メモ用紙には、
熱中症の時は、服のボタンをきっちり閉めない方がいいですよ。
申し訳ないと思いながらも、少しボタンを開けて全体的に体が冷えるようにさせていただきました。
それと熱中症の際は、倦怠感に襲われると思います。
梅干しを用意させていただきました。
お召し上がりください。
何か他にして欲しいことがあれば、おっしゃってくださいね。
と、達筆な字で書かれていた。
改めて執事さんがすごいと思った。
昨日まで感じてなかっただるさに、今襲われている。
私がわかってなかったことを、当てられるなんて。