知りたくなかった本当の気持ち
それから父さんが先にご飯に手をつけると、他の人は徐々に箸に手をつけていった。
「來奈。
後で話があるから、私の書斎に来なさい」
一口目を入れようとした矢先、父さんに言われる。
「わかりました… 」
そして小さく答える私。
リビングに活気なんか無かった。
ご飯の量が少なかった私が、一番に食べ終わる。
「1時間くらいしたら、行きます」
私はそう言ってリビングを後にした。
「はぁー」
ベッドに体を預け、ため息をつく。