知りたくなかった本当の気持ち

それから父さんが先にご飯に手をつけると、他の人は徐々に箸に手をつけていった。



「來奈。
後で話があるから、私の書斎に来なさい」



一口目を入れようとした矢先、父さんに言われる。



「わかりました… 」



そして小さく答える私。



リビングに活気なんか無かった。



ご飯の量が少なかった私が、一番に食べ終わる。



「1時間くらいしたら、行きます」


私はそう言ってリビングを後にした。




「はぁー」



ベッドに体を預け、ため息をつく。



< 274 / 444 >

この作品をシェア

pagetop