私の居場所
私の姿を見ると、社長は颯太さんにそう言った。

どうも間が悪かったようだ。

「おはよう。園美ちゃん。」

その場の雰囲気を変えるかのように、悦子さんが私に声をかけてくれた。

「おはようございます。今日もよろしくお願いします。」

私はそう答えた。















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