私の居場所
やっぱり週の初めは忙しい。

特に今日はたくさんの発注メールが入って来ていて、その処理とそれにかかわる電話で、私は右往左往していた。

10時のお茶休憩も正直私はパスしたいくらいだったけど、そんな勝手な事は言えない。

今日は奈緒さんがお菓子を奥から持ってきた。

「昨日は夫婦で遠出してきました。みんなで食べましょう。」

にこにこと則人さんと顔を見合わすご機嫌な奈緒さん。

「仲良いんだから、早く子供が出来ると良いな。」

何気に雅さんが声をかける。

雅さんからすると、奈緒さんを小さい頃から知っていて、ほとんど娘と同じ感覚なんだろう。

その横で社長と敏さんも笑っている。

「こればかりはね。」

横で悦子さんも笑う。

「でも今なら園美ちゃんも居るし、奈緒ちゃんが赤ちゃんを産んでも仕事は回っていくだろう。」

敏さんがそんな嬉しい事を言ってくれる。
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