私の居場所
そう微笑む颯太。

私はまだ焦点が定まらないような、フワフワした感じ。

私は無意識に颯太に手を伸ばしたみたい。

「ん?」

それに答えて颯太は私を抱きしめてくれた。

まだ夜中みたいだ。

「もう少し颯太と居たい。」

そう私が呟くと、颯太の胸が揺れる。

「俺も今そう思った。」

そう言って私の頭を撫でてくれた。

「でも、園は家に連絡しなかっただろう。」

あっ…。

こんな状態で連絡が出来るはずもなく…。

「明日二人で怒られに行くか。」

そんな颯太の言葉に身体がかっと熱くなる。

「園?」
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