私の居場所
颯太の気持ちが知りたい。

もう自分の中に抱え込んでいられない。

がたがたと体が震える。

それからの2時間がなんと長かった事か。

私は昼休みが来るのを待って、駐車場の自分の車に乗った。

そしてそこから颯太に電話をした。

もう何も構っていられなかった。

電話の呼び出しと自分の胸のドキドキがシンクロしているようだ。

「…園?」

間違いない、颯太の声。

電話がつながった事で、力が抜けそうな私。

「園、園だろ?」

段々必死になってくる颯太の声。

「園、どうした?おい。」

颯太は電話の向こう。

今の私の様子なんか分かるわけがない。
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