私の居場所
「だから…。」

「ちゃんとお母さんに許しをもらったら良いって事だろう?」

違う!

大きく目を見開いた私は言葉にならなかった。

「食べ終わった後、そのまま園に付いて行くから、お母さんに挨拶しよう。早いに越したことはない。うん、それが良い。」

自分でうんうんと良い事を思いついたかというように頷きながら、ハンバーグを口に入れる。

「どうしてそうなるんですか。」

私は叫んでいた。

「これからいろいろと園を連れ回す事になりそうだから、俺にとっては好都合なんだよ。」

あっさりそう答える福山さん。

「私にはその気はありません。」

ついむきになってそっぽを向いて答える私を、福山さんはチラリと見る。

「園は俺の言う事を聞いていればいいんだよ。」

そういつもの言葉で言い切った。

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