私の居場所
「そんなのおかしいです。」

私は福山さんに歯向かった。

「じゃあ、園は俺と居るのがそんなに嫌な訳?」

私の顔をじっと見つめる福山さん。

その言い方はずるい。

「嫌なの?そうじゃないの?」

福山さんはさらに私の顔を覗き込む。

「嫌じゃないですけど…。白か黒しかない答えを求めるのは反則です。」

すると福山さんは、にこりとした。

「嫌な気持ちがないなら良いだろう。やっぱり園は俺の言う事を聞いていればいいんだよ。」

これ以上話はする必要がないとばかりに、福山さんは話を切った。

二人無言でそのまま食べ進める。

福山さんにはいつも押し切られちゃうんだよな。

それがまるっきり嫌な訳じゃないんだけど、私にも都合を聞いてほしい。

そんな事を考えながら、私は食べ終わると、食器をキッチンへ持って行く。

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