乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




それからもいくつか陸さんとの想い出話をしたけど、その間優奈ちゃんはくりくりの大きな目でじっと私の話を聞いていた。




「…私も奈緒さんと同い年だったら良かったのかな…」




優奈ちゃんがボソッとつぶやく。




「…え?」



「今度その頃の写真持ってきてくださいよ!見てみたいなぁ」



「えー!写真!?」




写真なんか見せたら陸さん怒るだろうな…




「ちょっとだけでいいのでっ」



「うーん…わかった。じゃあ今度持ってくるね?」



「やったぁーっ」




本気で喜んでいる。



こんな笑顔見せられたら男はイチコロだろうなぁ…



いくら陸さんを信用してるとは言っても…



さっきみたいなスキンシップされたら、やっぱちょっと嫉妬しちゃう。



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