彩蒼〜SAISOU〜


「あ、すいません。」

そう言いながら顔を上げると

目の前にはキレイな青い髪をした
綺麗な顔のした男の子がいた

「え!?なんで、女の子だよね!?
襲われたいの!?」

そう剣幕に青い髪の男の子はゆった

「いや…そんなつもりはないですけど
、理事長室に行きたいんですよ。」

そう、真顔で返す私に少し驚きを
見せつつも何か作られた笑顔で

「なら、連れてってあげるよ。でも
絶対に俺のそばはなれないでね」

(いや、守られるたちじゃねーのにな…(笑))

と思いつつ青い髪の男の子の
そばを歩く

「ねー、君名前なんていうの??」

そういう青い髪の男の子に対して

「は?自分がまず名乗るんじゃ
ないんですか?」

というと男の子は驚き
そして、クスクスっと笑った

「ハハッ!ごめんごめん、確かに
そうだね。俺の名前は珖!藤原珖!」

そうにこやかに言う

でも、何が面白いのかわからない



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