私の、婚約者?
中は、もっと豪華なんだろうな…


「よしっ」

気合いを入れなおして、扉を開く。



ガチャッ…

「失礼しまーす…」





ああ。なんか、もう別世界です。
そう思う程綺麗で…生徒会室だけ違う時間が流れているようだった。


その中央にあるこれまた大きな机に腰掛ける、人物。

部屋にある全てのものと完璧に調和していて、何も言葉を発せられない。


「こんにちは」


どこか擦れた、甘い声が部屋に響く。
< 16 / 23 >

この作品をシェア

pagetop