私の、婚約者?
「こ、ここんにちはっ」


噛んじゃったーー!!

なんか向こうくすくす笑ってるしー!恥ずかしっ



もういいや。そう思い、ドキドキとうるさく騒ぐ心臓を押さえつけるように、聞いた。


「あの…私を呼び出したのはあなたですよね?なにか用事ですか?」


彼は、一言一言を噛みしめるように、言った。

「用事…。そう、用事です。あなたは、あなたのお母様から私のことを聞いていません?」


……聞いてない。
こんな人との接点なんてあるはずないしね。


「聞いていませんよ?」




「はあ。では私が一から説明しなければなりませんね…」



私の頭は相も変わらず、疑問符だらけだ。
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