オトナの恋を教えてください
私の想像する猫カフェって、終始猫にモフモフしっぱなしだと思ってたよ!
駄目なの?お触り禁止なの?

柏木さんが玄人っぽく言う。


「このカフェのコンセプトは猫へのリスペクトなんだよ。猫が自由に近付いてくるのを待つ。脚に擦り寄ってきたり、膝に乗ってきたら撫でてもよし。抱っこは厳禁。猫の自主性を重んじてるんだよ。主役は猫。わかった?」


「はい!」


私はびしっと返事をしつつ、頭の中では思っていた。
この人、やっぱ猫好きだよね。
って。


カフェはジブリにでも出てきそうなファンタジーな内装。
入店すると15.6匹の猫が見えた。それぞれ、カーペットやキャットタワーでくつろいでいる。
お客さんはカップルや女性客が5組。

私と柏木さんはやや低めのテーブルと椅子につく。
私はいいけど、180センチくらいある柏木さんには窮屈そうだった。

飲み物と数量限定の猫のおやつを頼む。
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