オトナの恋を教えてください
俺は反対側の角に異動し、ちょうど壁と柱の隙間に身を隠す。
伸び上がって件のスペースを覗いた。
いた。
やっぱり、いろはがいる。
しかし、その状況はどう見てもおかしい。
いろはが最奥に追い詰められた格好で、その前には三人の制服姿の女子社員。
「柏木くんとは付き合ってないんでしょ?」
俺の名前?
そう言った制服に受付嬢用のスカーフを合わせている女は田亀だ。
同期で、一昨年前に二度ほど寝た。
『私、割り切ってるから』とか言って、俺に執着してる感じなかったヤツ。
ベッドの中でも格好つけてるようで、イマイチ合わなくて関係は終わり。
「はい、付き合っていません」
「じゃあ、なんであんたみたいなのが柏木さんと休日に新宿で映画見てんだよ!!」
若干口の悪そうな返しをしているのが、経理の検見川。確か、イッコ下。
ああ、この子は去年一回、飲み会の後にそういうことになったっけな。
『付き合わないよ』って念押しして寝たけど、終わったそばから『やっぱり付き合って』と泣き出した面倒な子!
もちろん、それ一回で関係終了したけど。
伸び上がって件のスペースを覗いた。
いた。
やっぱり、いろはがいる。
しかし、その状況はどう見てもおかしい。
いろはが最奥に追い詰められた格好で、その前には三人の制服姿の女子社員。
「柏木くんとは付き合ってないんでしょ?」
俺の名前?
そう言った制服に受付嬢用のスカーフを合わせている女は田亀だ。
同期で、一昨年前に二度ほど寝た。
『私、割り切ってるから』とか言って、俺に執着してる感じなかったヤツ。
ベッドの中でも格好つけてるようで、イマイチ合わなくて関係は終わり。
「はい、付き合っていません」
「じゃあ、なんであんたみたいなのが柏木さんと休日に新宿で映画見てんだよ!!」
若干口の悪そうな返しをしているのが、経理の検見川。確か、イッコ下。
ああ、この子は去年一回、飲み会の後にそういうことになったっけな。
『付き合わないよ』って念押しして寝たけど、終わったそばから『やっぱり付き合って』と泣き出した面倒な子!
もちろん、それ一回で関係終了したけど。