オトナの恋を教えてください
一階のエレベーターホールに降りたち、どれどれトイレでも寄って行こうかなとエントランスとは逆方向に進路を変えた。
すると。
「……さんさぁ………だよね」
「……わかった?」
女子トイレから話し声が聞こえる。
否、女子トイレじゃない。
その手前だ。
はるか昔、このスペースに公衆電話が置かれていた。
そんなわずかにくぼんだスペースが男女トイレの手前にはある。
微妙に周囲から見えづらい位置なんだよな。
「すみません」
今度ははっきり声が聞こえた。
あれ?この声って。
「すいませんじゃないし、三条さんに言いたいのはそういうことじゃないわけ」
今度はきつめの女子の声。
あれ?今、やっぱ三条って言ったよな。
すると。
「……さんさぁ………だよね」
「……わかった?」
女子トイレから話し声が聞こえる。
否、女子トイレじゃない。
その手前だ。
はるか昔、このスペースに公衆電話が置かれていた。
そんなわずかにくぼんだスペースが男女トイレの手前にはある。
微妙に周囲から見えづらい位置なんだよな。
「すみません」
今度ははっきり声が聞こえた。
あれ?この声って。
「すいませんじゃないし、三条さんに言いたいのはそういうことじゃないわけ」
今度はきつめの女子の声。
あれ?今、やっぱ三条って言ったよな。