オトナの恋を教えてください
「持とうか?」
バッグを持とうとすると、いろはに断られた。
「自分の荷物は自分で持ちます」
小さなクラッチバッグまで男に持たせる女がいるのに。いろはの常識はやっぱり心地いい。
「じゃ、近場で悪いけど、猫カフェでも行くか」
昼前からイチャつくのも何だし、時間はたっぷりある。
いろはが嬉しそうにぱあっと笑う。
「柏木さんの正妻・よもぎちゃんに会いに行くんですね!」
「そうそう。第二夫人として、礼儀を尽くせよ」
「ラジャです」
本当に敬礼しやがった。バカだな、いろは。
俺は当たり前のようにいろはの空いた左手をとった。
いろはがぎゅっと握り返してくるのを心地よく感じながら歩き出す。
バッグを持とうとすると、いろはに断られた。
「自分の荷物は自分で持ちます」
小さなクラッチバッグまで男に持たせる女がいるのに。いろはの常識はやっぱり心地いい。
「じゃ、近場で悪いけど、猫カフェでも行くか」
昼前からイチャつくのも何だし、時間はたっぷりある。
いろはが嬉しそうにぱあっと笑う。
「柏木さんの正妻・よもぎちゃんに会いに行くんですね!」
「そうそう。第二夫人として、礼儀を尽くせよ」
「ラジャです」
本当に敬礼しやがった。バカだな、いろは。
俺は当たり前のようにいろはの空いた左手をとった。
いろはがぎゅっと握り返してくるのを心地よく感じながら歩き出す。