オトナの恋を教えてください
私の恋した人は、本当にすごい人。
私の曇った目に光をくれた。
弱った心に勇気をくれた。
もう、何も怖くない。


「あなたの恋人になるために、母と話をしてきます」


「俺も一緒に行こうか?」


「いえ!ひとりで大丈夫です!待っていてくれますか?」


「勿論」


私たちはもう一度抱き合う。
埃っぽい階段の踊り場に転がって。

それから、私は立ち上がった。
自分で歩きだすために。




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