恋に一番近くて遠い君~another story~
ホテルに着いて四人でチェックインをして部屋に大きな荷物を置いてから必要なものだけ持ってホテルを出た。




「なぁーまずどこ行くのー?」



「もうすぐ夕方だし海とか観光行くなら明日以降の方がいいんじゃない?」


沖縄に着くまでに4時間くらいかかった。まぁ空港で少しブラブラしてたっていうのもあるけどね。


「そうだな。じゃあ少し早いけど飯にするか。」



「せっかくだから沖縄料理食べたい!」


沖縄料理かぁー。おばあちゃんの家に一昨年行ったきり食べてないなぁー。



「さんせーい!」




沖縄に来たらやっぱり沖縄料理が食べたいな!でもどこで食べようか...。すると陸玖も同じことを考えてたらしく



「ホテルの中のやつ?それとも外食?」


と、言った。

「ホテルの中のレストランは朝も食べるから外食の方がいいんじゃない?」


似た料理じゃもったいないからなー。



「近くにあるか?」



「まぁ調べるしかなさそうね。美海と陽生のためにも...。」


あの二人は調べものとかできなさそうだし.....。見てる方も不安になるからね。



「そうだな。あいつら案を出すだけでその後は何もできないからな。」



陸玖と二人で苦笑いする。



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