【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)





痛むお腹を押さえながら立ち上がると…


「…………なにしてんの?」


「え?夕飯作ろうかと……」


「………俺が作る」


「っ、えぇ?!いや、大丈夫だよ?!」


「姉貴大丈夫だって。優羅の料理うまいから」


そう言う事じゃなくてっ!


「お客さんに作らすのはなんか……」


「莉琉はつべこべ言わずに座っとけって」


修司に座らされる


「いや、でも……!」


「今日は優羅に任せなよ。ね、莉琉」


梓まで?


「そーだよー!明日学校行くんだから!」


えぇ、そんな理由で?!


「わかった…座ってるよ。優羅、よろしくね 」


「……………おう」


一言呟いた優羅はキッチンに入っていった


なんか、申し訳ないなぁ…


それから、30分が過ぎた


「…………できたから取りに来い」


キッチンから顔を出した優羅


「やったー♪今行くー!」


あ、ちょ、走らないでよ!


ーガッ!


「………家の中を走るな。薫」


頭をしばいた優羅


でも、なんか変な音がしたけど……


「ごめんなさーい」


殴られた部分を押さえて舌をだして謝った薫


だ、、いじょうぶかな?












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