星屑埋葬~赤ん坊の死~

実那はそんな思いを振り払うように手早く毛布を棺の中へ敷き、
母親の方へ手を差しのべてうながした。

母親は、揺り籠のようにピンク色のベビー毛布を敷いた棺を見て、
自分でその赤ん坊を納めた。

その上から、今まで赤ん坊を包んでいたショールを掛けた。

ショールはカシミヤでかなり高価そうだったが、死臭が浸みついてしまっているだろう。



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