極上ドクターの甘い求愛
――翌週。
『岩崎先生~っ!おはようございますぅ~!今日も格好良いですねッ』
出勤早々、約束のお礼を手に私は岩崎先生のいる医局へ向かった――のだけど。
朝礼30分前なのに、医局にいる岩崎先生を囲むナースさん達。ざっと数えて10人はいる。…日に日に先生の周りの取り巻きさん達の数増えてない?
『おはよう…。』
『あの~っ、私ぃ岩崎先生のためにお弁当を持ってきたんですぅーっ!食べていただけませんかっ?』
『ずるぅいー!先生っ、私も持ってきたんで食べてください!』
『私も私も!』
おおう、すごいな。
岩崎先生の目の前に並ぶ6つほどのお弁当箱。きっと彼女達が寝る間も惜しんで考えたメニューが詰まっているんだろう。これじゃあお昼ご飯代が浮くじゃない。……いいなぁ、私にも一つほしいと思った。
だって、岩崎先生のことを思って作ったお弁当なら豪華そうだし、栄養のバランスも考えられてそうだから。