極上ドクターの甘い求愛



『今日、非番だよね?』

「は、はい。そうですけど…?」


もうツッコむことすらも面倒になってきた、先生の無駄な記憶力。

いきなりなんなの?と不信感を抱いていると、俺は夜勤なんだよねーと先生がダルそうに言った。

……それで?


「が、頑張ってください…ね?」

『うん。繭ちゃんが頑張ってって言うなら頑張るよ。』


話の意図が掴めません。

お互いのシフトを確認しあって何がしたいのか。

そんな疑問は、次の先生の言葉であっけなく打ち消された。


『その代わり、ご飯作って?』

「……はい?」


その代わり…?

ご飯――つ く っ て ?

朝っぱらから頭のネジを1本――いや、軽く10本は落としている目の前の先生に、私はまた固まったのだった。

……何で私が?

先生のご飯を作ってあげなくちゃいけないのでしょうか。

ニコッと天使のような笑顔を浮かべた先生のキレイなお顔を殴りたいと思ってしまったのはここだけの秘密だ。



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