君に捧げる花束を




ソフトな毒を吐く親友をじと目で睨む。




そんな清花の視線など眼中になく、野風はピーナッツコッペパンにかぶりついていた。










「よく言ったよねー清花も。だって函南君は清花の事を覚えてなかったんでしょ?普通そこで引き下がるのに。」





右隣から感心したように、一人頷く声が。




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