君に捧げる花束を
「あんた、大丈夫?」
野風が屈んで覗き込んだ。
いつもふざけてばっかで、デリカシーがないくせに、私の体があまり強くないことをよく知っていてくれるから、こうして咳が酷い時は真剣な顔をして気遣ってくれる。
「クマあり過ぎてカ〇ナシみたいだけど。」
…誰がカオナ〇だ!!ダメだ、やっぱこの子デリカシーない!
「いやでも、ほんと気をつけて。無理はするなよ。」
やっぱり冗談混じりの口調だけど、心配してくれているのが伝わってくる。
うん、ありがとう。
さて、皆でどこに来ているのかというと、
とある、高校の弓道場。
今日はうちの高校も参加する関東予選インターハイで、
もちろん、函南君が出場するのです!!
で、
「肝心の函南君はどこじゃい。」