君とカフェで会えたら
メールを読み終わって携帯を閉じた時
興奮が収まらずソワソワしたけど叫びたい気持ちをどうにか押さえた。
大好きな麻友の恋が実った事実が嬉しすぎて天にも昇れそうなフワフワした気持ちになった。
大好きな親友の恋が実るってこんなに幸せなんだ!
その時湊先輩が慌ただしく裏口から出てきて驚いた顔で私と目が合った。
どうやら先輩もヒロ先輩からの報告LINEを読んだらしい。
湊先輩「えっ?あっ··もしかして可鈴ちゃんも知ってる?」
可鈴「はいっ!」
この時は何も言わなくても先輩と分かり合えた私たちはハイタッチして喜んだ。
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