【続】キミとひとつになれたら
【冬真side】
忍ばせていたハンマーで、内田の顔面を思い切り叩いた。
ハンマーは内田の顔左半分に深くのめり込んだ。
「っ……な、んで……」
何でって。
普通に考えてウザいからだよ。
小春ちゃんに馴れ馴れしくした罰。
「あんたも、藤堂と同じ害虫でしかないんだよ」
でもま、僕が普通に生活してるのはこいつのおかげでもあるんだけどな。
家が燃えて。
刺されたり。
火傷を負ったり。
重症を負って、金もなくて、帰る場所もなくて。
途方に暮れかけた時に、出会ったのがこいつ……内田だった。